小さい頃、「将来の夢は?」と聞かれ続けた私たち。いつしか夢を追うことが当たり前のようになっていませんでしたか?
人生折り返しで夢を潔く諦めるといろんなことが見えてきました。そんなお話を出会った本と交えてご紹介します。
まずは「まずは夢を描くことを薦める3つの理由」からお伝えします。
私の経験で実感したその理由は
①進みたい方向がはっきりする
②ワクワクした気持ちが原動力となる
③大きな決断ができる
ということです。
例えば、
「起業して、違うことにチャレンジして、もっと自分のやりたいことや特技を活かして、もっと稼いでみたい!」という夢を描いたとします。
そうすると、
①よし!ビジネスを支援することを始めよう!
と方向が見えてきて
②今までと違った人生になりそうでワクワク
という気持ちが前向きになり、
③夢を叶えるには仕事を辞めて再スタートだ!
ということになります。
そう、以前の私です。
当時は「叶えたい100の夢リスト」なども書いたことありましたね。
人それぞれの状況などに違いがありますが、夢を描くことには賛成です。
夢を追いかける人は前向きでこちらも元気をもらえますよね。何より大きな決断の根拠になりますから。
夢を叶えること、または目標達成することと共に考えることは「幸せ」になることではないでしょうか。
『夢を叶えたら幸せになる』と思いがちですが、実は違う場合もありますよね。
例えば希望していた大学に進学したり、目標としていた企業に就職できたとしても、その先、大きな壁に当たって挫折を味わうことも。
それは不幸ではなく、本人がどう捉えるか、ですものね。
なので前提として、幸せになることと、夢を叶えることは別のこととして私はとらえています。
夢を諦めるというと、人生を諦めたように勘違いされるかもしれませんね笑
決してそうではないです。
残りの人生をどう過ごしたいか?と考えたとき、「今」を大切にしたいと思ったんです。
夢を諦めた理由を3つにまとめてみました。
①今の環境も十分楽しく、満たされていることに気づいたから(足るを知りました)
②今、目の前に未来につながり夢中になれることがあるから
③今、志のある方々に恵まれているから
特に②と③について補足させてください。
ちょうど今朝、Voicyを聞いていると、40代半ばのある著名な方が夢や目標について話していました。若い頃はバリバリ目標を設定していたけれど最近は掲げていないとのこと。
その理由は、『この歳になると、良い人脈(ご縁)によって道が切り拓ける。そこで自分で目標を作ってしまうとその小さな枠に収まってしまう。天井を作らないためにも目標を作らずに、出会った人達に導いてもらうのもありだと思いはじめた』そうです。
この方はすごい人なので、当然私とは規模感や見えている世界も繋がっている人たちも違いますがとても共感しました。